不用品回収サービス「軽トラ積み放題」で処分費用は本当に節約できるのか

大掃除や引越しのタイミングで不用品をまとめて処分したいときがあると思います。ただ、あまりにも量が多くなってしまい、また種類も多様なので、どのように処分したら良いか困ってしまう場合があります。

そんなときは、不用品をまとめて引き取ってもらえる「軽トラ積み放題」というサービスが便利です。

 

軽トラ1台にどれくらいの荷物が積める?

軽トラ1台に積み放題といわれても、どれだけの不用品を運んでもらえるのでしょうか。

一般的な軽トラの荷台サイズは、縦1,950mm×1,410mm程度になります。荷台に積める分であれば、あらゆる不用品をまとめて回収してもらえます。

たとえば、

  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • テーブル
  • チェスト
  • タンス
  • レンジオーブン
  • ダンボール10箱
  • テレビ
  • 小型家電

このくらいの量であれば積み込めます。

家財のサイズにもよりますが、高さのあるものでも縛って運んでもらえます。

引越しで使う分には小さいですが、不用品の処分であれば、かなりの量を積めると思います。

また、荷台の高さはそれほどありませんが、脇にベニア板を立てることで、ある程度高さがあるものでも問題なく積み込めます。

良心的な回収業者であれば、そのように対応してくれるはずです。

積み込むだけ積み込み、大きなものはそれ以上乗らなくても、小さなものでれば隙間を埋めるように乗せられます。どうせ定額なのですから、いらないものは可能な限り詰め込むように乗せると良いです。

 

積み放題を使うのときのポイント

大きな家財はどうしてもかさばってしまいます。その場合、バラせるものはバラしてから積むと、トラックの荷台スペースを有効活用することができます。

たとえば、カラーボックスやスチールラックなど、可能な限り分解しておくと良いです。また、テーブルなども足を分解しておけば、かなり積みやすくなります。

事前に細かくバラしておけば、1台のトラックでも積みこめる量を増やせます。

 

軽トラ積み放題の料金目安

では気になる料金ですが、おおよそ目安は1㎥あたり7,000~12,000円程度になります。その金額を軽トラックの荷台に換算すると、おおよそ18,000~30,000円程度になります。

確かに便利なサービスではありますが、不用品の処分に30,000円もかかると、ちょっと高く感じます。

回収業者のホームページなどを見ると、「トラックいっぱいで〇〇円」とうたっていますが、その金額が1㎥あたりの計算になっている場合があります。

ですから、実際に不用品を積んでみて計算すると、請求が20,000円なんてことになるのです。

ですから、軽トラ積み放題は意外と料金は高めということは理解しておきましょう。

 

リサイクル家電を処分する場合は別途料金がかかる

軽トラ積み放題の料金において、実は落とし穴があります。

家電の中には、リサイクル法で決められた方法で処分する必要がある品目があります。たとえば、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどです。これらは、通常の料金に加え、リサイクル料金というのがかかります。

これは、家電を処分する人が負担すべき費用で、リサイクルにかかるコストの一部を支払うことになっています。

ですから、リサイクル家電を一緒に処分するときは、上記の処分費用に加え、リサイクル料金も請求されるはずです。

家電の種類やサイズ、数にもよりますが、数千~数万円もの費用がプラスになると思います。ですから、回収業者を利用するときは、そのとこを踏まえ、しっかり料金を把握してから依頼するようにしてください。

 

回収業者の作業員人数にも要注意

ここまでは、不用品回収における料金目安を紹介しました。

しかし、回収業者のなかには、回収費用とは別に、人件費を請求されるケースもあります。たとえば、回収費用が20,000円でも、人件費が一人当たり5,000円かかったとします。当日に来た作業員が3人であれば、合計で35,000円かかることになります。

このように、不当ではありませんが、費用の請求方法に納得できないケースも考えられます。そのようなことで後からトラブルにならないよう、最初にきちんと見積もりをもらうにしてください。

さらに、追加料金がどのような場合に発生するかも確認する必要があります。

 

回収料金の見積もりを比較する

このように、軽トラ積み放題は非常に便利なサービスではありますが、費用が高くなってしまう場合もあります。

ですから、まずは見積もりをもらい、いくらかかるのか最初に把握しておくと良いです。さらに、何社かの料金を比べることもオススメします。やはり業者によって金額が違うため、比較したほうが損はないと思います。

 

1品1品丁寧に処分するのもあり

今回は、軽トラで不用品をまとめて引き取ってもらう方法について紹介しました。

急いでいるときや、とにかく手間をかけずに処分したいときは、軽トラ積み放題サービスは便利です。分別する必要はありませんし、業者がまとめて引き取ってくれるからです。

しかし、それがゆえに料金はやや高くなる傾向があります。ですから、まずは見積もりを取って、いくらかかるのか把握するのがオススメです。さらに、業者間の料金を比べるのも有効です。

もしくは、1品1品丁寧に処分していくのもありです。売れるものは売って、あとは粗大ゴミなどで安く処分する。しょっと時間はかかりますが、最も損をしない処分方法ではあります。

品目によって適している処分方法は異なるので、時間的な余裕がある場合は、不用品の種類ごとにそれぞれで処分していくことをオススメします。

不用品回収業者の選ぶときのポイントまとめ

不用品を処分する方法はいくつかありますが、たとえば自治体での粗大ゴミ回収や不用品回収業者を利用する方法です。

ただ、自治体でのゴミ回収は分別のルールが厳しくなり、回収すらしてもらえないゴミもあります。

そこで検討するのが回収業者です。

回収業者であれば、不用品の種類がバラバラでも、まとまった状態で引き取ってもらえます。また、依頼をしてからの対応も早いので、急ぎのときなどにはかなり便利です。

しかしながら、回収費用を巡るトラブルや、不法投棄などが絡んでくるケースも少なくありません。

ですから、回収業者を利用するときは、十分注意しなければいけません。

今回は、回収業者の選び方について紹介したいと思います。

 

不用品回収業者って何?

不用品回収業者とは、おもに家庭やオフィスなどから出る不用品を回収してくれる専門業者です。業者によっては、回収だけでなく、買取もしてくれるところもあります。

たとえば、不用品でも捨てるのはもったいないと感じるものがあると思います。しかし、リサイクルショップに持っていくのは面倒。

そんなときに回収業者が使えます。売れないものは引き取ってもらい、売れるものは買い取ってもらう。つまり、処分と買取を一緒にできるのが回収業者です。

自治体の粗大ゴミ回収なども便利ではあります。処分費用も比較的安いです。

しかし、重たいものでも自分で運ばなくてはいけませんし、回収日が少ないのがデメリットです。

そのような場合は、やはり回収業者に頼むのが一番です。

 

不用品回収業者との費用を巡るトラブル

ただし、回収業者の選び方を間違えると、費用を巡るトラブルにつながるケースも少なくありません。

たとえば、次のようなケースです。

  • 無料といっておきながら高額請求された
  • 無断で家を物色された
  • 最初に言われた金額から、さらに追加料金を請求された
  • 不用品の引き取りを断ったら、脅された
  • 有料回収された不用品が道端に捨てられていた

このように、不用品回収業者におけるトラブルが多発しているのも事実です。

とくに女性や高齢者など、弱い人を狙って違法請求するケースが多いです。なかには恐い声で脅してくる業者もあるくらいなので、恐いですね。

また、無許可で回収を行っている業者など、回収品から売れる金属などを抜き取り、あとはゴミとして不法投棄してしまうところもあります。

大きな家財を回収してもらうときでも、作業が雑で、壁を傷つけられたというトラブルもあります。もちろん業者側の責任ですが、それに対応する保険に入っておらず、修繕費の支払いを拒否するような悪質な業者もあります。

このようなトラブルの事例を見ると、不用品回収業者を依頼するのが恐くなってしまいます。

 

不用品回収業者を選ぶときのポイント

ただ、きちんとした業者を選べば、しっかりとしたサービスを提供してくれるところもあるのは確かです。ですから、優良で許可を受けている業者をいかに選ぶかがポイントになると思います。

ここからは、不用品回収業者の選び方について紹介します。

許可業者が確認する

不用品を回収するには、きちんと自治体から許可を得ている必要があります。上記のようなトラブルに発展する業者は無許可業者がほとんどですから、ここは重要なポイントです。

ですから、業者を選ぶときは認可されたところかを確認しましょう。業者のホームページを見ると、会社概要のところにそういった内容が書かれているはずです。

ホームページを運営していない回収業者でも、許可を受けているか聞けば、きちんと答えてくれるはずです。

しかし反対に、許可業者であることをきちんと証明できないところや、質問にしっかり答えてくれないところは、違法業者の可能性が高いと思います。

本来なら無料回収は無理

不用品回収するには、人件費や車両費用、その後の処分費用など、さまざまな経費がかかります。ですから、回収業者を利用するときは、それなりに費用がかかるのは当然です。

したがって、「不用品回収が無料」というのは、本来ならあり得ないことです。売上を立てずに不用品回収しても、赤字になるばかりです。

この点から、不用品回収をまともに行なっているところは、きちんと適正な費用を請求されます。しかし、無料回収を行っている業者はあやしいです。全てではないですが、違法業者の可能性が高いです。

ゴミを捨てるのにもお金がかかるとうのは、理解しておくと良いです。

ただ、処分費用が高すぎるのも問題です。そのような業者を利用すれば、単純にあなたの負担が増えてしまうだけです。ですから、適正な価格の業者を使うことをオススメします

なお、無料回収業者でも、なかにはきちんと許可を受けているところもあります。そのような業者は、引き取った不用品を再販したり、リサイクル素材として売っているため、たとえ無料回収しても利益を得ることができています。したがって、無料回収業者でも問題ありません。

要は、許可を得ているか得ていないかが重要です。

見積書や領収書をきちんと発行してくれるか

違法業者の場合、最初は無料といいながら、あとから高額請求してくるケースがあります。

ですから、はじめに見積書を提示してもらうことはとても有効です。なぜなら、高額請求されても、あとから金額が違うと主張できるからです。

そもそも、違法業者はまともな見積書を提示してくれないところがほとんどです。ですから、見積書をもらえるかどうかも大きな分かれ目になります。

同様に、領収書を発行してくれるかもポイントです。領収書には、その会社名や住所、電話番号が載っています。

しかし、領収書を発行してくれない業者は、そのことを明らかにしたくない、もしくは所在すらないといった可能性があります。

したがって、きちんと許可を受けて真っ当な商売をやっている回収業者は、必ず領収書も発行してくれます。

 

まとめ

今回の不用品回収業者の選び方について、重要な点をまとめます。

  • 回収業者の許可を得ているかが重要

ホームページの会社概要をチェックする、もしくは直接聞く

  • 適正価格で回収してくれるか

違法な無料回収はNG。高すぎてもNG。

  • 見積書や領収書を発行してくれるか

これらの書類は物的証拠にある。違法業者は発行するのを嫌がる、もしくは発行してくれない。

 

これらのポイントにきつければ、きちんと運営されている回収業者を選べると思います。もちろん、ちんと許可を得て、誠実に運営している回収業者もあるので、しっかり選べば、便利な処分方法です。

もし回収業者を自分で選ぶのが不安な場合は、自治体から紹介してもらうこともできますよ。きちんと許可業者を紹介してくれるので、安心だと思います。

もし、実際に回収業者を利用してトラブルに遭ったら、その場ですぐに費用を払うのではなく、消費者センターに相談することをオススメします。

無料回収業者の利用で起こる可能性のあるトラブルと対策

無料回収業者の利用で起こる可能性のあるトラブルと対策

不用品を捨てるにはさまざまな方法がありますが、回収業者に依頼するのもそのうちのひとつです。回収業者は依頼してからの対応が比較的早いので、急ぎの場合に好都合です。

なかには、不用品を無料で回収してくれる業者もあります。通常、数千~数万円の費用がかかるなか、どうして無料回収してくれるのでしょうか。また、そのような回収業者に依頼しても問題ないのでしょうか。

実は、近ごろでは、不用品回収業者とのトラブルが増えている傾向があります。ですから、利用する前にあらかじめ心構えが必要です。

今回は、不用品回収業者とのトラブルと、その対策についての紹介です。

 

回収業者と費用を巡ったトラブルが多発

回収業者とのトラブルは10年前に比べて10倍ほどに増えています。ただ、報告・相談をもとにした統計なので、実際はさらに多くのトラブルが発生していると思います。

それでは、具体的にどういったトラブルが起きているのでしょうか。

無料回収業者を呼び止めたら・・・

ときどき、無料回収をうたったトラックが住宅地を巡回しているのを見かけます。無料なので、思い立ったときにそのような業者を呼び止め、回収を依頼することがあります。

しかし、無料回収といいながら、不用品をトラックに積み込んだあとに数万円もの費用を請求してくるケースが後を絶ちません。

そのときの業者側の言い分としては、「回収は無料だが、積み込みは有料」ということらしいです。普通に考えれば、これでは「無料」というのはウソのように思えます。ほとんど詐欺まがいです。

しかし、これは悪徳業者の常套手段で、業者側の言い分に反論できないと、なくなく費用を支払ってしまうケースも多いのが現状です。

巡回している回収業者に頼み、不用品を引き取ってもらおうとしたら、結局数万円もの費用を請求されるケースがかなり多いです。

その場で、「お金がない」と断っても、「後日、振込で」という具合に切り返される始末。あとあとトラブルに巻き込まれないか恐くなって、仕方なく支払ってしまうのも無理はありません。

また、積み込み前に金額を確認したら、数千円と言われ、それを了承して依頼したところ、最終的に10万円以上の請求をされるひどい場合もあります。

結局、業者の対応が恐くなってしまい、なくなく支払ってしまうケースが後を絶ちません。

さらに、パソコンなどを回収してもらい、その料金を支払ったところ、後日、そのパソコンが道端に捨てられている悪質な場合もあります。

これは、回収料金はある程度妥当な金額であるものの、回収自体は行なっておらず、回収料金だけをだまし取っていることになります。さらに、そのような業者は不法投棄をしていることにもなります。

 

無料回収業者の違法性

このように、無料回収をうたっている業者のなかには、不用品を引き取ったあとに高額な費用を請求してくるケースが多発しています。

そもそも、不用品回収を行うには、きちんと認可を受けている必要があります

しかし、無料回収をうたっている業者のなかには、許可がないのに回収を行なっているところが多いです。つまり、これらは違法業者ということになります。

本来、不用品を処分するのに費用がかからないわけがありません。

ですから、無料とうたい、あとから高額請求をかけるか、回収して金属などの売れる部分だけを抜き取り、あとは不法投棄するのが常套手段です。

したがって、不用品回収業者に依頼するときは十分に気をつけなければいけません。

 

回収業者とのトラブルを回避する

では、実際にどうすれば、このようなトラブルを回避できるのでしょうか。

見積もりをもらう

大前提として、必ず見積もりをもらうようにしましょう。事前に見積もりをもらっておけば、あとから法外な費用を請求されても、見積もりと違うと主張することができます。

そのときに見積もりを提示してくれなければ、そのような業者は利用しないでください。違法業者の可能性が高いです。

ですから、あらかじめ見積もりをもらうことができれば、回収費用におけるトラブルがかなり防げると思います。そのとき、書面やメールなど、必ず見積もりとしての証拠が残るようにしてください

そのような物的証拠があれば、業者も言い逃れできません。

さらに、見積もりの時に、使い料金は発生しないのか、どうして無料なのかも確認しておくと無難です。「追加料金は別です」なんて言われて騙されることも少なくありません。

回収費用の領収書をもらう

さらに、効果的な対策として、「領収書をもらう」ことも重要です。

領収書をもらえば、あなたがお金を支払った証拠になりますし、その業者の会社名や住所、電話番号が書かれているからです。

悪徳業者に騙された場合、その領収書も物的証拠になります

なかには領収書を渡さない業者もありますが、違法性が高いので、そのようなところは利用しないでください。

対策として、見積書・領収書をもらうのが最も効果的です。もし恐くて代金を支払ってしまった場合でも、これらの物的証拠があれば、あとからでも対処することができます。

しかし、見積書や領収書がないと、どれだけ不当な対応をされても、泣き寝入りせざるを得なくなってしまいます。

そうならないためにも、回収業者を利用する場合は、見積もりを取り、最終的に領収書をもらうようにしましょう。

 

困ったら消費者センターに相談しよう

しかし、それでも被害に遭ってしまったときは、消費者センターに電話をして相談しましょう。このようなトラブルは発生件数も多いので、対応の仕方を丁寧に教えてくれるはずです。

消費者庁から問い合わせれば、近くの消費者センターを紹介してくれるはずです。被害に遭ったときは、迷わず利用しましょう。

 

とめ

住宅地を巡回する回収業者は一時に比べると、見かける機会は少なくなりました。しかし、回収費用を巡るトラブルが発生しているのは事実です。

大前提として、無料回収を行っている違法業者には依頼しないことが大切です。回収業者を使うときでも、見積書・領収書をもらい、きちんと証拠を残すようにしてください。

一番無難なのは、自治体に許可業者を紹介してもらうことです。きちんと回収を行なっている業者ですから、無料というわけにはいきません。しかし、これが一番安心できます。

詐欺と同様に、手口も多様化しているので、回収業者を選ぶときは慎重に進めるようにしてください。